1976 卒業制作展-2

 
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1976
36X36cm
銅版画

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「Dear prudence」
1976
27.5X36cm
銅版画

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「Go the way of all the earth」
1976
27.5X36cm
銅版画

ー卒展で憶えていること
○ポスターは私がデザイン担当だった。鏡の中に卒展の文字情報が写っているというもので教育学部校舎のトイレで撮影した。その写真をシルクスクリーン印刷屋さんに刷ってもらったと思う。その頃はパソコンもなく、少数印刷はシルク印刷全盛期で街にはシルク印刷屋さんが結構あった。学生が使うシルクの材料も画材屋ではなく阿部謄写堂や美濃スクリーン(?)など専門店へ買いに行っていた。
○同級生で同じ銅版画をやっていた菊地健一君は卒展には出さず、自治会館で個展を開いた。菊地君は学生時代から国画会の版画部門に入選していて、卒業後も毎年版画協会展に出品するなど銅版画を続けている。2019年も6月に盛岡で個展を開く予定。
○私たちの卒業年(1976年)から「特美卒制グランプリ」とでもいったらよいのか、良い作品を作った学生を教授陣が選び表彰するということが始まった。2019年の今年まで40年以上も続いていたのでびっくりしたのだが、その第1回目に表彰されたのが菊地君。